南米の産油国ベネズエラが独自の仮想通貨「ペトロ」の発行を始めた。
同国政府によると、国家が仮想通貨を発行するのは世界初という。原油価格の低迷と米国による経済制裁で
深刻な財政難に苦しむ中、外貨を獲得して危機打開につなげる狙いとみられる。
地元メディアによると、マドゥロ大統領は20日、7億3500万ドル(約790億円)相当の
ペトロの購入申し込みがあったことを明らかにした。
ペトロは世界有数の埋蔵量を誇る原油を担保とし、1ペトロの売り出し価格は原油1バレルに相当する
約60ドル(約6500円)。政府は総額で1億ペトロを発行し、60億ドル(約6500億円)の調達を見込む。
ただ、資金調達が思惑通りに進むかは不透明だ。米国はペトロへの投資が経済制裁に抵触すると警告している上、
財政破綻状態にあるベネズエラの信用も低下しているためだ。
同国政府によると、国家が仮想通貨を発行するのは世界初という。原油価格の低迷と米国による経済制裁で
深刻な財政難に苦しむ中、外貨を獲得して危機打開につなげる狙いとみられる。
地元メディアによると、マドゥロ大統領は20日、7億3500万ドル(約790億円)相当の
ペトロの購入申し込みがあったことを明らかにした。
ペトロは世界有数の埋蔵量を誇る原油を担保とし、1ペトロの売り出し価格は原油1バレルに相当する
約60ドル(約6500円)。政府は総額で1億ペトロを発行し、60億ドル(約6500億円)の調達を見込む。
ただ、資金調達が思惑通りに進むかは不透明だ。米国はペトロへの投資が経済制裁に抵触すると警告している上、
財政破綻状態にあるベネズエラの信用も低下しているためだ。
【「インチキ臭い」と話題のペトロをベネズエラが発行開始…その動向は???】の続きを読む